仕事と自宅の掃除を兼ねて、これまで多くの洗剤や薬品を使いました。
- プロ用の業務洗剤
- ホームセンターや薬局に売っている商品
- 劇物指定品
- 知り合いに頂いた洗剤
- 知らない人?にもらった洗剤
結論としては”値段の高い洗剤が良く落ちる”とは限らないこと。
汚れを落とす上で大切なのは汚れの正体を知ること、汚れの状態や落とし方を知ることです。
これらを理解してないと、いくら高価な洗剤を使っても「これ落ちないじゃん!」となります。
kuratotoも日々実践で学んでいます。
少しだけ知見を深めるような気持ちで読んで頂ければと思います。
必要な成分はたったの4種類!おすすめする洗剤とは?
その成分は、水酸化ナトリウム(アルカリ性)、塩酸(酸性)、次亜塩素酸(漂白)、石鹸の原料である脂肪酸ナトリウム(界面活性剤)です。
決して特別な薬品ではなく、とってもメジャーな物質です。
この4種類が主成分として入った洗剤があればご家庭に限らず掃除には事足りると考えます。
その理由は汚れと言われてる物質に由来します。
そもそも汚れとは何?汚れの正体を知る
- 油(動物性油や植物性油、皮脂などの油脂)
- 水あか(水分に含まれるカルシウム、消毒に使われる塩素や次亜塩素酸ナトリウム)
- サビ(酸化鉄Ⅲ/赤錆)
- カビ(細菌や真菌などの生物)
- その他一般汚れ(中性洗剤で落ちる軽度なもの)
「汚れ=汚い」ですが、そもそも汚れと呼ばれている大半は人間が生きていくために必要な物質ばかりです。
そしてこれらの汚れを落とすには
物理的に落とす?
水に溶かす?
しか方法はありません。
頑固な汚れに力を加えることは必要です。
理由は「洗剤が浸透しないから」とkuratotoは考えます。
しかし目で見てわからなくてもゴシゴシすると素材の表面は徐々に平滑さが失われます。
凸凹になれば汚れが付きやすくなる悪循環になります。
一方で水に溶かすとは、簡単に言えば汚れを石けんに変えることです。
石けんは水に溶けやすい物質なので、つまりは汚れが分解されていることになります。
洗剤の濃度に気をつければ、あとは軽く擦るだけで素材を傷めたりせずに汚れが溶けるようにキレイになります。
擦る作業は疲れるし下手すると素材に致命的な傷がついてしまいます。
ゴシゴシは最小限に、適切な洗剤で汚れをツルッと落とすためのやり方とその理由について考えてみました。
油汚れは強アルカリでやっつける!!
仕事でも家庭でも私が使用しているのがケミクールという商品になります。
油汚れには主にキッチンのコンロやレンジフードにある動植物性油脂と皮脂汚れの脂肪酸があります。
世間では「油汚れは酸性だからアルカリで中和する。」とのお話を聞きますが、油汚れの中では皮脂汚れの脂肪酸だけが酸性です。
皮脂汚れである脂肪酸は水に溶けにくいのですが、アルカリを使うと中和反応で水に溶けやすい石けんにかわります。
重曹でも固形石鹸でもアルカリ性の物質なら何でも石けんに変化するので落とすのは簡単です。
ごくごくわずかなアルカリで十分キレイになります。
この記事では皮脂を汚れと捉えてご説明しています。強アルカリで皮脂を取りすぎると、肌の油分がなくなり乾燥した状態になります。皮脂は肌を守ってくれてますので、洗いすぎにはくれぐれもご注意ください。
落ちにくい汚れは動植物性の油脂です。先述したように脂肪酸以外の油は酸性でもなく中和反応もしません。
この油は体内にも中性脂肪として存在してますが、正体はトリグリセリドという物質で中性です。
トリグリセリドはエステル結合という分子同士が鎖のようにガチッと繋がっています。
徐々に油は空気と反応して酸化し地層のように重なって架橋構造となります。
時間の経過した油汚れはこれらが蓄積した塊りなので簡単には落ちません。
この鎖(エステルの結合)を断ち切るのに強アルカリが必要なのです。
そして石けんになります。
石けんに変われば中和反応と同じように水に溶けやすいので、汚れが分解されていることになります。
しかし強アルカリ洗剤はとても危険です!
アルカリはタンパク質を溶かすので直に触れると指がぬるぬるになります。目に入れば失明の危険もあります。本当に取り扱いには注意をしてください。
だからといって食品に使用される重曹や、重曹よりもアルカリ性が高いセスキや炭酸ナトリウムを使ってもエステル結合を断ち切る事は出来ません。
いろいろな油汚れを試しましたが弱いアルカリ成分では簡単に落ちないのです。
仮に重曹で落ちる程度の油汚れなら、中性洗剤でも落ちますし重曹の粒子による研磨作用で物理的に取れたに過ぎません。
頑固な油汚れであるトリグリセリドは強アルカリ物質の水酸化ナトリウム(又は水酸化カリウム)と熱により分解する
以上の理由から頑固な油汚れには強アルカリ性をぶつけるために、kuratotoはケミクールを使用しています。
ケミクールはアルカリ成分である水酸化ナトリウムと水酸化カリウムに界面活性剤や浸透剤が配合されています。
厨房ダクトなどの頑固な汚れも取れます。お湯やスチームと併用すれば擦らなくても油が浮いてきます。
洗剤の希釈率にご注意くださいkuratotoの経験上、10倍希釈ケミクールと55~60度のお湯により経年劣化したレンジフードの塗装が簡単に剥げました。
酸化した油汚れは錆を誘発して塗装や素材自体を犯します。この状態で塗装を守りながら油汚れだけ落とすのは不可能な話です。
試しに使用してみたい方はご連絡ください。小分けしてお送り致します。
水あかは塩酸一択!!
水あか汚れでkuratotoが使っているのが塩酸です。
商品名はスパルタンケミカル社のスパークリングとKINCHOでお馴染みのサンポールになりますが、使用頻度はスパークリングが多いです。
水を使う所はキッチンのシンクやトイレや洗面所などですが、一番使うのがお風呂場です。
水にはカルシウムやマグネシウム、肌のハリや骨を丈夫にするケイ素(シリカ)などのミネラル分と消毒に使われる塩素が含まれています。
お風呂汚れは水分の他にシャンプーや石鹸カスなどの飛び散ったものが混ざり合っています。
それをエサにカビなどの真菌類、水分が蒸発した後の白色の残留物である炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムだけが残ります。
石鹸カスはどの洗剤でも落とせますが、水あかを落とすには中性やアルカリ性洗剤では分解出来ません。
なので、お風呂を洗う洗剤を一つだけ選ぶとなればkuratotoは迷わず酸性洗剤を選択します。
酸性といってもクエン酸や硫酸、硝酸、酢酸、リン酸、乳酸、スルファミン酸など多くの種類がありますが、強い酸を使えば水あかが溶解するわけではありません。
お酢などに含まれる酢酸やレモンに含まれるクエン酸のほうが硫酸より弱い酸ですが水あかには効き目があるのです。
ではどうして塩酸を使用するのか?と言いますと、以前クエン酸で自宅のお風呂を掃除しました。少しつけ置きしたほうが浸透すると思い長時間放置したのです。
そうしたら水分が蒸発して水あかのような白いベタベタした汚れがびっしりと付いていました。
この正体はクエン酸カルシウムです。水に溶解しにくい物質です。水あかを落とすどころかこのクエン酸カルシウムを落とすのに大変苦労した経験があります。やってみて頂ければわかりますが、バス用洗剤でゴシゴシしてもまったく落ちません。
クエン酸は長い時間放置すると水に溶けないクエン酸カルシウムをつくる!
次に身近にあるものでお酢を使いました。酢酸はなかなか良いです。小瓶片手にワカメをもぐもぐしなが掃除をしました。
体に良い酢の物を食べながら掃除も完了する、まさに一石二鳥の裏技です。
でもかなり臭い。ツーンとくるのは覚悟してましたが、風呂場に充満すると気持ち悪くなってきます。酢の物も砂糖が入ってないので美味しくない。
汚れに対しては洗剤を浸透させたほうが溶解しやすいのですが、クエン酸はあまり放置出来ない。
お酢は酢酸カルシウムを生成しますが、これは水に溶けやすいので問題ないです。でも臭い。
対して塩酸は炭酸カルシムを溶解しながら塩化カルシウムを生成しますが、これも水に溶けやすいです。強い酸なので水あか以外の汚れも落としやすいのが塩酸になります。
kuratotoが使っているスパークリングもサンポールもトイレ用の洗剤で、どちらも塩酸(塩化水素)を成分としています。違いは塩酸以外の成分と臭いと粘度。
スパークリングのほうが粘度が高く良い香りがします。直に手で触ってもダメージは少ない。第4級アンモニウム塩も含んでいるので殺菌効果も高いです。
これでトイレもシンクも水回りは全て使用しています。
一方でベストセラーであるサンポールは塩酸9.5%に界面活性剤などが含まれています。
塩酸が10%超えると劇物指定に該当します。購入には身分証明書や譲渡証明が必要になり安易には販売されません
市販できるギリギリ濃度の塩酸が含まれていることになります。
水あかの中でも強敵な物にはサンポールを使います。界面活性剤も影響してると思いますが、スパークリングに比べて汚れに対する酸の効き目が強いと感じます。
トイレ用の洗剤はトイレ専用ではありません。水あかにこそトイレ用の洗剤が必要です。
ミネラル分を溶解する力が高いです。ただ臭いことと、サラサラ液体なので壁面は使いにくい気がします。
スパークリングはネットでも簡単に購入出来ますが、少し試してみたい場合はご連絡ください。小分けしてお送りします。
塩酸でも落とせない水あかは・・・?
ガチガチに固まった尿石や水垢にはハイパーアシッドを使います。
この商品は硝酸25%に有機酸等が入っていますが、ほぼ無臭で水のような感じです。
市販の塩酸洗剤よりも強力な分解能力があります。便器や洗面ボウルなど陶器に塗られている釉薬も犯しません。
劇物指定ですのでお分けすることは出来ませんが、どうしても取れない汚れであれば試してみる価値はあります。
補足的にご紹介させて頂きました。
鉄サビは塩酸で還元させる!!
前述した塩酸ですが、サビ取りにも有効です。赤サビ退治で私が使用しているのがサンポールになります。
家庭では、風呂場でヘアピンやカミソリなどを放置しておくと発生する赤錆、給水に使われている銅管や真鍮などにつく青錆(緑青)、サッシなどアルミニウムの表面に出来る白錆などを良く見かけます。
特に赤サビは見た目もさることながら腐食により素材そのものを劣化させます。
シンクなどのステンレスはサビないと言われてますが素材には鉄が使われています。
クロムやニッケルも含まれているのでサビにくいのですが、もらいサビを放置しておくとその部分は酸化皮膜が出来ませんので最終的には腐食がすすみます。
鉄の原料や作り方を調べてみると、砂鉄や鉄鉱石に含まれる酸素や不純物を奪い取って鉄になるとのこと。
そうすると酸素を奪われた鉄は、本来の姿に戻るべく酸素を欲していると想像できます。酸化しやすいとも言えます。
鉄は水分の中に2価鉄のイオン(FeⅡ)として溶解していますが、大気の酸素に触れることで3価鉄のイオン(FeⅢ)になり赤サビの元となります。
鉄は酸素だけではサビませんし、酸素が溶け込んでない純水に鉄を入れてもサビは発生しません。
あくまでも鉄に水分がついて、その水分が酸素と結合することでサビが発生するメカニズムです。
鉄は酸素を欲しています。
生活水は酸素を含んでいるし、空気は酸素の他に水分も含んでいますのでサビを出さないことはほぼ不可能です。むしろサビは出て当たり前なのです。
そしてサビを取るには特定の酸が反応します。
市販のサビ取り剤もリン酸に増粘剤を混ぜてサビに留まりやすい仕様にしています。
お酢の酢酸やクエン酸はサビに効果がありません。
またシュウ酸はサビに効きますが水分中のカルシウムなどに反応すると毒性のシュウ酸カルシウムに変わるのでこれも宜しくないです。
それでkuratotoはサンポールを使います。
塩酸はサビに効きますし広い面積でも使いやすいです。
水あか汚れと共通して使えるので、汚れを落としながらサビも落とすような作戦です。
塩酸洗剤1本あれば水あかもサビにも対応できる
例えばシンク全体をサンポールで掃除すると水あかもサビも取れてキレイになります。キレイになりますが、サビが発生する可能性が高いです。
良く流して拭いたつもりでもです。
サビ取り掃除でキレイになっても後からサビを作ったら意味がありません。
目で見てもどこにサンポールが残っているかわからないのでkuratotoは洗剤で全体を洗います。
中性洗剤でもアルカリ洗剤でも泡立つ洗剤で大丈夫です。ともかくシンクに付着した酸の濃度を低くする目的で洗います。
酸は素材を犯すことを忘れないでください。
ヌルヌル細菌やカビには次亜塩素酸で!!
殺菌用に私が使っているのが花王のハイター(特大)です。
浴室やキッチンなど排水口のヌルヌルやコーキングやタイル目地についたカビ、タオル類の漂白などに使用します。
以前は業務用の次亜塩素酸も使ってみました。理由は次亜塩素酸濃度が高いからです。
しかし製造時は12%の高い濃度も徐々に分解されて6%以下の次亜塩素酸濃度まで低下します。
次亜塩素は分解により塩素濃度が低下し殺菌能力が落ちる
夏場の暑い時に部屋とか車に置いておくと分解速度は加速します。
なので布巾などを消毒する際はお湯などを使ってはいけません。
また次亜塩素酸単体だけだと洗浄力は弱いので掃除には不向きでした。
市販されているハイターやブリーチなどは製造時の次亜塩素酸濃度が6%です。それと油汚れに必要な水酸化ナトリウムが含まれています。ですのでアルカリ性です。
前述したようにアルカリはタンパク質を溶かすので直に触るとヌルヌルします。
水酸化ナトリウムが含まれているのは次亜塩素酸ナトリウムの分解を遅らすためと、汚れのタンパク質なども落としながらカビなどを殺菌するためと思います。
キッチンでもお風呂場でも汚れをキレイに掃除した後にカビだけを殺菌するのであれば純粋な次亜塩素酸だけで効果を発揮しますし、それが正しいやり方かも知れません。
くらととは面倒なので漂白と同時に洗浄力も必要です。例えばエアコンの分解掃除とかキッチン周りのコーキングにカビがあれば「シュ!!」とします。
多くの汚れはカビ以外にも石けんカスや油よごれやホコリなどが一緒に付着しています。そこ目がけてシュッシュすると汚れを分解しながらカビを殺菌します。
汚れが残っているカビに洗浄力のない次亜塩素酸(業務用)だけをシュッシュした場合、汚れのタンパク質が変化して違う性質になる可能性があります。
別の汚れとなって留まっていればせっかくの殺菌力も効果はありませんし、変性した汚れも残ったままなので何もキレイになっていません。
漂白剤の使用は注意ください”混ぜるな危険”は本当に守ってください。漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムが酸に混ざると毒素の強い塩素ガスが発生します。
お酢である酢酸やクエン酸、炭酸水なども危険です。
またエタノール等の消毒用アルコールもです。次亜塩素とアルコールを反応させることは、毒性の高いクロロホルムを製造することと同じです。
kuratotoも塩素ガスを何度か吸い込んで咳き込みました。これは決まって浴室やトイレ付きのユニットバスが多いです。
水あかとカビが混在してるため、掃除には酸性洗剤と漂白剤を使っていることが原因です。
それと記事の中で「シュシュッ!」と漂白剤を使っている記述をしています。
これは泡のように酸素を含んで出るスプレーを使っているからなのですが、本来はこれも危険です。大気中に飛び散りますので必ず保護メガネやマスク等で防御をしてください。
また、同じような事がたまにご家庭でも見受けられます。空間除菌のため漂白剤を薄めて加湿したりスプレーしたりです。これも吸い込む恐れが高いです。微生物やウィルスを殺す前に、ご自身の体調を崩しますのでお止めになられたほうが賢明と思います。
脂肪酸ナトリウムは万能洗剤です!!
通常の汚れはすべて中性~弱アルカリ性の洗剤を使用しています。
理由は強アルカリ洗剤や強酸性洗剤を使う必要がないからです。当たり前の事かも知れませんが、落ちる汚れに敢えて強い洗剤は必要ありません。体に良くない洗剤はkuratotoも使いたくないです。
それだけに使用頻度が一番高い洗剤です。
守備範囲が広いということは汚れ度合いも多種多様になります
kuratotoはオーブ・テックのスペースショット又は3倍濃縮のスペースショット(外壁用)万能環境洗剤を使っています。「飲める洗剤」とも言われてますが飲んだことはありません。
この洗剤の特徴は臭いが良いのと汚れたタオルがキレイになることです。少し甘~いココナツの臭いは使ってて気持ち良いです 。
掃除するときはバケツにスペースショットとお湯を入れて希釈します。タオルやモップを浸して絞って掃除するとタオルに黒く汚れが付きます。
付着した汚れを取るためにすすぐとタオルが本当にキレイになるんです。
汚れたタオルがどれだけキレイになるか?は汚れを分解している目安になります。
色々な万能洗剤の中でも私はピカイチ☆と感じます。
また庭などの植栽や花にかかっても大丈夫です。これは何度もやりました(お客様宅ですが・・・。)
別に他所様で実験している訳ではありません。
外壁の汚れを落とすのに、どうしても植木類に洗剤がかかってしまいます。エントランスの掃除もスロープで花壇に繋がってたりして洗剤が流れていきます。
スペースショットなら自分にかかっても植物にかかっても、他にマズい物にかかっても安心です。
中性洗剤は界面活性剤を主原料に様々な助剤が入っています。
例えばマジックリンとカビキラーはどちらもアルキルアミンオキシドという界面活性剤が入っています。
この界面活性剤にアルカリ性の水酸化ナトリウムを混ぜたものがマジックリンで油落とし用、漂白の次亜塩素酸ナトリウムを混ぜたのがカビキラーでカビ退治用ということになります。
常備する洗剤は必要最小限に!!
多くの洗剤が販売されているので「どれを使ったら良いのか?」と言うご質問が多いので、この記事を書きました。
kuratotoも全部試したわけではないので正解はわかりません。
ただ汚れの正体は同じです。あまり神経質にならず単純に考えています。
敢えてお答えするなら、市販のロングセラー洗剤はブラボー!!です。
最大限に汚れを分解して、誰が使ってもトラブルのないように設計されています。
市販の洗剤では落ちない汚れもあるけど・・・
問題は濃度を高く出来ないことです。薄めることは可能でも濃くすることは不可能。
もう少しだけ強い洗剤があれば落ちる汚れも、優しい設計のゆえに落とせないのです。
時間はかかるかも知れませんが、汚れを分解する成分があれば理屈上は溶解されます。
それでも落ちない場合、洗剤の濃度や落とす方法や道具が関係しています。
あれこれ洗剤を購入してもお金の無駄になります。
落とし方に問題があれば洗剤マニアで終わってしまいます。
kuratotoは対価を頂いて清掃をする場合もあるので一応はプロですが、なんでもかんでもキレイには出来ません。素材が傷んでれば強い洗剤は使えないですし、軽く擦ってキズが付く素材もあります。
この辺りのお話をご説明してもご理解されない方とは一切お付き合いは致しません。お金をいくら頂いてもkuratotoの運気が落ちるのでお断りしています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。